精神科救急医療施設医療法人社団更生会草津病院

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患者さんの満足度向上に向けた取り組みについて

　草津病院では、「良質」「公正」な医療サービスを提供し、常に人に優しく、広く地域に信頼される病院を目指すことを基本理念に掲げ、スタッフ全員が患者さんに安全でより質の高いサービスの提供に努めております。地域から信頼される病院の実現には、臨床技術だけではなく、患者さんの満足度が大切であると考えており、例年、外来においでいただきました患者さんと退院されました患者さんから様々なご意見をうかがっております。
　２０１２年度は、２０１２年１１月１日から１１月１６日までに外来においでいただきました患者さんと２０１１年１１月１日から２０１２年１０月３１日の間に退院された患者さん、あわせて１，４１０名の方にアンケートをお願いしてご意見をうかがいました。
　ご協力いただきました皆さんに、改めてお礼申し上げます。

　当院では、２０１１年度アンケートにおいて相対的に満足度が低かった、「診察・会計の待ち時間」、「薬の説明」、「騒音」、「デイ・デイナイトケア」、の他、当院としてより満足度を高めていく必要があると考えております「患者さんへの迅速な対応」、「患者さんへの説明」、「スムーズな引き継ぎ」等、患者さんとかかわりについて、２０１２年度も重点改善項目として取り組んでまいりました。
　この結果、２０１２年度のアンケートでは、「患者さんへの迅速な対応」等、患者さんとのかかわりについて、２０１１年度を上回るご評価をいただくことができました。しかし、残念ながら「診察の待ち時間」に関しましては、２０１１年度を下回る結果となりました。
　このように待ち時間の短縮は患者さんにとって強い要望であることから、当院では、院内における薬の待ち時間を短縮するため、２０１１年４月１日から薬剤の院外処方を実施することにいたしました。その結果、患者さんが、病院で薬の出来上がりを待つことなく、患者さんのご都合のよい場所にある薬局で、ご都合のよい時に薬を受け取ることが可能になりました。また、院外薬局で安価なジェネリック薬品にすることも依頼できるようにもなりました。

　最後になりましたが、精神科救急医療を担う広島県西部地区の拠点病院として、今後も皆さんにご満足いただける医療サービスを目指してまいりますので、引き続きご教示いただきますようお願い申し上げます。

　　２０１３年１０月３１日

医療法人社団更生会　草津病院
院長　　佐藤　悟朗
(編集：サービス向上委員会委員長　沼口隆之)

２０１２年度外来患者アンケート結果（PDFダウンロード）
２０１２年度入院患者アンケート結果（PDFダウンロード）